アイシングのお話

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岡山マラソン!もうすぐですね

今回はアイシングについてです

アイシングは、

二つに分けて考えるとわかりやすいですよ

ケガをした時のアイシングと

疲労回復のためのアイシングです。

ここでは、

マラソンの練習をした後のケアにつながる

疲労回復のためのアイシングを中心にお話します

 

1.   疲労回復のためのアイシング

プロ野球のピッチャーが試合後に肩をアイシングしているのはこれです。

ダメージケアと疲労回復が目的です。

マラソンの練習で走り込みをした後、筋肉に張りがあるとき。

また、筋肉に疲労を残したくないときにおすすめのやり方です。

 

その仕組みはこうです

筋肉を冷却する(アイシング)

血管が収縮する

冷却をやめる(アイシング終了)

冷えた部分の体温を戻すために

血管が大きく開く

老廃物がどんどん流される

ダメージケアと疲労回復につながる

 

これは全身でも同じです。

温冷水浴とか交代浴と呼ばれる方法です。

お風呂で、冷水と温水に交互に入る昔ながらの方法です。

 

しかし十分に気を付けてください。

いきなり冷水に飛び込んでは危険です!

おすすめのやり方は、少しずつ慣らしていく方法です。

 

まず

1.お風呂で湯船につかった後

2.湯船から出て

シャワーで冷水を「ひざから下」にかける

3.もう一度湯船で温める

4.湯船から出て

シャワーで冷水を「ひざから下」にかける

 

これぐらいから始めるとやりやすいですよ。

「ひざから下」を「太ももから下」や

「腰から下」に進めていってください。

くれぐれも無理は禁物です。

 

2.   ケガをした時のアイシング

これは有名な応急処置のライス(RICE)ですよね。

スポーツの現場で聞いたことはあるのではないでしょうか。

RREST(レスト)で安静

運動を中止、患部を固定して安静にする

IICING(アイシング)で冷却

すぐに患部を氷で冷却する

CCOMPRESSION(コンプレッション)で圧迫

患部を包帯などで圧迫しする(内出血や腫れを抑える)

EELEVATION(エレベーション)で挙上

患部を心臓より高い位置にする(内出血や腫れを抑える)

スポーツの現場でまず行う応急処置ですよね。

 

当院の考え方をお話します。

アイシングはケガをした直後は必ずするべきなのは当然です。

私の経験では、

日数が経った痛みでも、筋肉や筋膜の炎症が原因であれば効果があります。

スポーツなどで、

練習を頑張りすぎて起きるオーバーユース(使い過ぎ)による痛みでもおすすめです。

こういったケースでは、意外と皆さんアイシングを活用していません。

ぜひお試しください。

スポーツ障害のご相談は

筋膜整体ゆうしん舎まで

 

筋膜整体 ゆうしん舎