筋膜整体8つのメリット

筋膜整体のメリットは8つ

<筋膜整体のメリットは8つ>
8つのメリットは
こんな流れで身体を変えていきます

1.身体の奥からゆるみます

2.呼吸が深くなります

3.自律神経のバランスが回復

(脳疲労がなくなる)

4.毛細血管が開きます
(血行が良くなる)(冷え性が改善する)

5.内臓が元気になりお肌が健康になります
(アンチエイジング)(美容効果アップ)

6.新陳代謝がよくなりますホルモンバランスが改善します
(アンチエイジング)(美容効果アップ)

7.ストレスへの対応力があがります
(イライラの減少)

8.睡眠の質が向上します
(疲れがとれやすくなります)

その結果
身体は根本的に改善され
長年のお悩みの症状はなくなります

その8つのメリットを
わかりやすく説明していきますね。

【1】身体の奥からゆるみます

筋膜は体全体を何層にも包んでいます。
体の色々な部分を「包み込み」「つなぎ合わせている」のが筋膜です。

(1‐1)筋膜をゆるめると何に良いの?

最近「筋膜」という言葉を聞く機会が増えてきましたね。
「筋肉」はよく知っているけど・・・
と言う方は多いでしょう

そういう皆さんのお役に立てればと思います。
さて筋膜とは何でしょうか?

「筋肉」を包む「膜」が「筋膜」です
と説明されることが多いですね。
初心者むけの基本はこの通りです。
(施術するには不十分な内容ですが・・・)

例えばオステオパシー医学では
筋膜をゆるめる目的は
身体全体を正常で健康なところに戻すことです。

筋膜を奥までゆるめると
深い呼吸ができるようになり
自律神経のバランスが整い
毛細血管が十分に開き
血液やリンパ液の流れがよくなり
代謝が良くなります
内臓が元気に働けて
健康にもお肌の美容にも良い
といった
総合的な健康状態を得られるのです

 呼吸
 自律神経
 毛細血管
 リンパの循環
 内臓の活性化(薬を使わずに)
など

現在注目されている健康のキーワードばかりですよね。

(1-2)筋膜の「膜」とは何?

前回は、筋膜とは何ですか?と言う疑問に
それは
「筋肉」を包む「膜」が「筋膜」です
とお話しました。
基本はこの通りです。
(本当に不十分なんですが・・・)
しかしもっと全体的に
体の色々な部分を「包み込み」「繋ぎ合わせている」のが筋膜なのです

それでは見方を変えて
「膜」という文字の方に注目してみましょう
体の中で「膜」が付くもの・・・
横隔膜(横に広がっている「隔膜」と言う事ですね)
健康に大切な呼吸に関わっていますよね

くも膜下出血の
くも「膜」

これもよく聞きます。
大切な頭の中にあるものですよね。

目の角膜

他にも
細胞膜(細胞を包む「膜」です)
心膜(心臓を包む「膜」です)
髄膜炎の 髄「膜」
(脳およびせき髄を守る「膜」の総称です。先程のクモ膜もこれに含まれます)

筋膜だけでなく、体には色々な膜があることがわかりますよね
そうなんです
体は、色々な大きさの膜で何層にも包まれているのです
人間は水の詰まった風船に例えられますよね
大きな風船の中に
大小さまざまな、色々な形の風船がきれいに収まっているのです
それぞれの風船には水がいっぱい詰まっています
それが私たちの体の基本構造なのです。

(1-3)筋膜をゆるめる理由

なぜ筋膜をゆるめるの?
筋膜をゆるめると何に良いの?
という素朴な疑問があると思います。
これから
筋膜をゆるめると
「何に」「どのように」良いのかを話していきますね。

前回お話したように
人間の体は半分以上が水でできています。
そしてその水は
大小さまざまな風船に入って体に収まっています
この風船を「膜で包まれた体の部品」と考えてください。
内臓であったり、筋肉であったりがこの「膜で包まれた部品」です。
ということは
風船と風船の間で水が行き来しているのです。
昔学校で習った
細胞と細胞の間の水の行き来をイメージしてくださいね。

血管やリンパ管という
パイプ(管)の中を通る水分だけではないのです。
ほとんどがパイプの外を「流れ」て「行き来」しているのです

オステオパシー医学では
この体全体の大きな水分の流れを
海の潮の満ち引きに例えています
全体の水分が、満ちて引いてを繰り返しています
その中で海流という早い流れもあります
この海流が血液やリンパ液の流れといったところです

ところで
流れを作っている原動力は何でしょうか?
学生時代
心臓のポンプとしての働きが血液を循環させている
と聞いたのではないでしょうか
もちろん間違いではありません

最近では
筋肉のポンプ作用がよく話題になっています。
しっかり歩いて、足にある第2の心臓(腓腹筋)を活用しましょう
ていう話ですよね。

心臓のポンプと筋肉のポンプ作用はもちろん大事です
意外と知られていないのは
呼吸によって作られる体内水分の循環です
体の細胞すべてに栄養を送り届ける「流れ」です
これは先程の潮の満ち引きをイメージしてください
全ての細胞を水でひたして、
満ち引きを繰り返しています

皆さんもご存知のように
昔から呼吸法による健康への取り組みがたくさんありますよね
健康的な深い呼吸には
体の水を循環させるポンプとしての働きもあるのです
呼吸は本当に大事ですよね。
次は深い呼吸についてもう少し詳しくお話します。

【2】呼吸が深くなります

全身の筋膜がゆるむと呼吸がふかくなります

深い呼吸は、体内の水分を循環させる原動力のひとつです

体の水分を循環させている原動力は3つあります
1. 心臓のポンプ
2. 筋肉のポンプ
3. 深い呼吸によるポンプ
筋膜整体は深い呼吸を手技療法で得られるのです。

深い呼吸を行うためには
横隔膜が大きく動く必要があります。
「横に広がった」「隔膜」が「横隔膜」です。
大切な体内の「膜」構造のひとつです。

横隔膜は肺の下にあります
横隔膜が上がると肺の空気は吐き出され
横隔膜が下がると肺に空気が吸い込まれます
水鉄砲のイメージですよね

この横隔膜とその周りの筋膜が硬くなってしまうと、
浅い呼吸しかできなくなります。
現代社会では、呼吸が浅い方が本当に多いんです

呼吸が浅いと疲れも取れにくくなります。
慢性的な疲労が続いている状態ですね。

この横隔膜を動きやすくするために
体を広い範囲で、そして奥までゆるめなければいけません
そのために筋膜をゆるめるのです
なぜならば
体の色々な部分を「包み込み」「繋ぎ合わせている」のが筋膜だからです。
体の奥は、マッサージや指圧、骨の矯正ではなかなかゆるみません。
ですから、浅い呼吸が慢性化している人が減らないんです。

話を戻すと
呼吸が深くなり、安定してくると
自律神経のバランスが整います
それでは次に
自律神経のお話です

【3】自律神経のバランス回復

呼吸が深くなると自律神経のバランスは戻ります

睡眠の質が向上します・・・・・・(疲れがとれやすくなります)

筋膜整体の施術の流れは
筋膜をゆるめる⇒深い呼吸ができる⇒自律神経のバランスが整う
です
さていよいよ自律神経の話です。

呼吸が深くなり、安定してくると
自律神経のバランスが整います
自律神経は「自ら律する神経」なので
残念ながら本人の言うことも聞きません
唯一、深い呼吸を続けると副交感神経の働きが強まることが証明されています。
色々な呼吸を使った健康法がありますよね。皆さんがご存知の通りです。
とにかく自律神経は、
全自動で体の大事な働きを管理してくれているわけですね。

会社で例えると
「優秀なんだけど誰の言うことも聞かない社員」みたいな感じでしょうか
こんな社員さんがいたら、
間違った方に進み始めると止めるのが大変そうですよね

しかし、全自動でないと困るのです。
いちいち自分で、心臓の鼓動を早めたり、血液の流れを調整したりは出来ませんよね。
本当に人間の体はよくできています。

自律神経の基本的な働きは、
テレビや雑誌でよく取り上げられているので
聞いたことは有ると思います

自律神経には交感神経と副交感神経があります
交感神経は  活動状態・緊張状態
副交感神経は 休憩状態・リラックス状態
そして
シーソーのように活動(緊張)と休憩(リラックス)が交互に切り替わる
といった話ですよね

現代人は、交感神経の働きが強すぎる人が多くなっています。
時間に追われ、忙しすぎるのです。

【4】毛細血管が開きます

(4-1)毛細血管と血流

自律神経のバランスが戻ると、毛細血管が開きます。
そうすると
血液・リンパ液の流れがよくなります
毛細血管は健康にも美容にも関わるので大切です

オステオパシー医学で大切にする血流とは
トレーニングなどの筋肉のポンプ作用で作られる
「一時的な急流」ではなく
「全身をゆったりと巡る潮の満ち引きのような流れ」
のことです。

この潮の流れのような血流には

毛細血管が開いている必要があります。

毛細血管を開いたり

せばめたりしているのは

自律神経です。
自律神経の働きは幅広く複雑です。
ここで注目するのは
自律神経が毛細血管を管理して、開いたり閉じたりしている事です。
もちろん自律神経は全ての血管を管理しているんですけどね。
ここでは、健康にも美容にも関わる毛細血管の話をしていきます。

(4-2)毛細血管は健康にも美容にも大切

ここでは
「健康にも美容にも関わる毛細血管」
その説明です。

しみ
くすみ

気になる方も多いでしょう。
毛細血管の元気さが
しみ・くすみ
からの回復に大切なんです。

その
毛細血管というのは
カンタンに言うと
一番細い血管です。

細胞一つが
毛細血管の壁を形作っています。
ペラペラの壁ですよね。

しかもあな(孔)が開いていたりもします。
その孔(あな)を
色々な物質が通ります。
だからこそ
栄養を届けたり
老廃物を回収したり
できるんです。

とりあえず毛細血管は、
動脈や静脈などの
太い血管と対比して考えるとわかりやすいですよ。

さらに道路に例えてみましょう。
太い血管は高速道路のようなイメージです。
毛細血管は玄関の前の道でしょうか。

太い血管は高速道路と同じで、
途中で乗ることも降りることもできません。
血液を、遠くまで大量に送るのがその役目です。

各家庭(細胞ですね)まで
宅配便が届くような働きは、
毛細血管の役目です。

細い路地をイメージしてみてください。
この路地を通って、
細胞(各家庭)が生きていけるように、
必要なものを毎日何回も運んでいます。

世の中でいうと物流とうい「流れ」ですし、
体の中では水分の「流れ」です。

大通りから横に入る細い道や、
玄関までの路地にあたる部分。
これがふさがれた状態にならないように
体で言うと筋膜をゆるめるという事です。

まとめると
毛細血管が良い状態であれば
1.栄養素が届きやすい。
2.老廃物が回収されやすい。
という事になります。

(4-3)筋膜とリンパの流れ

リンパは、
美容の話でも健康の話でもよく聞く言葉ですよね。
今回は、
リンパやセルライトの話をしていきますね。

まずは
血液とリンパ液で考えましょう。
それぞれ血管とリンパ管という
パイプを通って流れています。

さらに血管には
動脈の流れ(心臓から出ていく流れ)と
静脈の流れ(心臓に戻る流れ)がありますよね。

動脈の流れを水道の上水道。
静脈とリンパの流れを下水道と考えると
一番シンプルだと思います。

リンパ管
これは下水道につながる排水路だと
イメージしてください
汚れた水分を回収して
リンパ節でろ過します
最終的には
静脈(これも下水道の排水路)に入ります

ところで
体の排水路ということは、
むくみと直接関わってきますよね。
むくみといえば、
女性はセルライトの事も思い出すかもしれません。

セルライトは、
太って脂肪が多いからできると
思われている方が多いのですが。
お相撲さんにセルライトはありません。

彼らは脂肪もついているのですが、
その下には分厚い筋肉があります。
何よりも激しい運動を毎日行います。
筋肉のポンプ作用が全開で働いています。
お相撲さんは、
長く続いた水分の「よどみ」や「むくみ」とは無縁なのです。

セルライトができるのは
①むくんだ状態や代謝が悪い状態が続く。
②皮膚の下に老廃物やたんぱく質成分がたまる。
③それらが脂肪細胞や皮膚を構成する線維などとからまり塊を作る

この塊がセルライトなんです。

セルライトの予防のためには、
むくませない事です。

「よどんだ水分」や
「むくんだ状態」が大敵です。

そのためには、
筋膜をゆるめて
排水路を詰まらせないように
しておくことがお勧めです。

【5】内臓が元気になりお肌が健康になります

(アンチエイジング)(美容効果アップ)

「血液が汚れた状態で、健康になれるでしょうか?」
これは、
100年以上前のアメリカ人医師の言葉です。
A・T・スティル医師
彼は当時から筋膜の重要性を提案し、
自分の治療に生かしていました。
オステオパシー医学の創設者です。

健康な体は内臓が元気に働いています。
その時に体内では、
内臓が元気であれば
血液が汚れることはありません。

当院が施術の基本としている
オステオパシー医学では
筋膜をゆるめる目的は
身体全体を正常で健康な状態に戻すことです。

筋膜をカラダの奥までゆるめると

深い呼吸ができるようになり

自律神経のバランスが整い

毛細血管が十分に開き

血液やリンパ液の流れがよくなり

代謝が良くなります

内臓が元気に働けていると
健康にも
お肌の美容にも良い
といった
総合的な健康状態を得られるのです

私は、
「健康で元気な内臓」と
「お肌の状態」は
裏表で一体だと考えています。

内臓の健康 イコール お肌(皮ふ)の健康
と言う事です。

内臓の健康=お肌(皮ふ)の健康

皮ふのことを、
内臓と対応させて
外臓と呼ぶ研究者もいます。
内臓の状態は
お肌(皮ふ)にはっきりとでるのです。
「内臓はボロボロだけどお肌がつるつる」
といった方は皆さんの周りにもいませんよね。

お肌(皮ふ)の状態には
今まで話した事が全て関わってきます。
筋膜から始まり
呼吸
自律神経
毛細血管
リンパの循環
元気な内臓

など全てです。

私の経験でも
筋膜をゆるめて痛みが取れた方が、
血液検査などの数値が良くなったと
喜んで報告に来られる方が何人もおられます。
内臓が元気を取り戻して
代謝が良くなり、
血液がきれいになるからです。

【6】新陳代謝がよくなります

(ホルモンバランスの改善)(アンチエイジング)

血液が
毛細血管が開くと

1.栄養素が届きやすい。
2.老廃物が回収されやすい。

そうすると
代謝が良くなります。
代謝が良いカラダは
ホルモンバランスも良くなります。

代謝とは体のなかで起こる化学反応の事だと思ってください
少し専門的に表現すると
生命維持活動に必要なエネルギーの獲得や、成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起こる全ての化学反応の総称。
という事です。
わかりやすくまとめると、
1.消化
2.活動
3.成長
するための化学反応の事なんです。
少し説明すると
「食べたものを生きる力にしている」と表現することもできます。
つまり
栄養素をエネルギーに変え、あらゆる活動を支えています。
体温を調節する。
古い細胞を新しい細胞と入れ替える。
なども代謝によって行われています。
ここで
お肌の新陳代謝(ターンオーバー)や、髪の毛や爪が伸びることを連想する方もいるでしょう。そうです。それら全てが代謝によって行われているんです。

ダイエットに苦労したことがある方は
代謝が良い・・・栄養素を燃やしてエネルギーに変え、消費する働きが活発な事。
余分なものをため込みにくい やせやすい

代謝が悪い・・・余分なものをため込みやすく 太りやすい

などを思い出すでしょう。
他にも、
代謝が落ちている例としては
体温が低い
冷えやむくみがある
汗をかきにくい
疲れやすい
太りやすい
など多岐にわたります。
これらはテレビや雑誌でよく見かける、代謝の話題ですよね。
代謝は本当に色々な事に関わっています。

【7】ストレスへの対応力があがります(イライラの減少)

血液の7割以上をたたえている静脈の血流改善が、
心と体の調和をもたらすと言われています。

脳の血流不足による不快感が
マイナスの感情につながります。

重さでは全身の2%の脳が、
血液の15%をたたえていて、
肺で取り込んだ酸素の25%を使っているのです。

脳の活動には
大量の血液(酸素・ブドウ糖)が必要であり
そのためには
血液の流れが良くないといけません。

血液が
全身をゆったりと巡る潮の満ち引きのように
流れて、めぐっていると
脳も元気でいられます。

最初に話した

当院の筋膜整体で
1.身体の奥からゆるむ

2.呼吸が深くなる

3.自律神経のバランスが回復する
(脳疲労がなくなる)

4.毛細血管が開く
(血行が良くなる)(冷え性が改善する)

5.内臓が元気になる
(お肌が健康になる)(美容効果アップ)

6.新陳代謝がよくなる
(ホルモンバランスの改善)(アンチエイジング)

この流れが
ストレスに対応する力が強い
身体に戻してくれるのです。

【8】睡眠の質が向上します (疲れがとれやすくなります)

筋膜整体は
熟眠障害と言われる不眠のタイプに有効です。

時間は十分寝たはずなのに
ぐっすり眠った満足感が得られない。
というお悩みの方は
カラダの疲労回復が
追い付いていない可能性があります。

カラダの中で
老廃物が流れていない
代謝が悪い
といった状況です

これにはまず
体の中の排水の問題があります。

ここでお話する
「体の中の排水」とは
リンパ液の流れという
「排水システム」を指しています。

リンパの流れを良くして
老廃物をどんどん流しましょう
という事です。

このリンパ液による
排水の流れをよくするためには
お腹の奥から筋膜をゆるめて
排水路を開く必要があります。

お腹には
乳び槽(にゅうびそう)という
リンパ液がためられている水槽(すいそう)があります。
この周りをゆるめて
リンパをどんどん流れるようにしていきます。

排水が良くなると
自然に
代謝(たいしゃ)という化学反応も
活発になっていきます。
人間の体の中の代謝は
全て体内の水の流れに乗って行われているからです。

お腹の奥からゆるめるためには
マッサージや電気治療機では無理なんです!
これは
筋膜整体の得意分野です。
その結果
睡眠の質が良くなるのです。

筋膜整体 ゆうしん舎