首肩の痛みと手のしびれ(ストレートネックと猫背が原因)のケース

アンケート用紙

御津さん (仮名)  男性 48歳 会社員

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

■先生からのメッセージ

症例ページ 首肩の痛みと手のしびれ(ストレートネックと猫背が原因)で来院された方のケース

 

御津さん (仮名)  男性 48歳 会社員

 

来院時の症状

首・肩の痛み

右手のしびれ

 

今までの病歴

2年前同じように、右首と右手の痛みとしびれ

病院で首のヘルニアと診断され

痛み止めの薬と首の牽引治療を3か月行った

 

<当院に来院されて>

来院時に

首・肩の強い痛みと右手の強いしびれを訴えていました。

車の運転でも悪化する。寝る時も強く痛む。

などでお悩みでした。

 

<症状の履歴をたどると>

来院1週間前に病院に行き

レントゲン検査で

「首の骨が加齢で変形しているのが原因」と言われた。

痛み止めの薬と牽引治療のみで痛みが変わらなかった。

 

次に骨盤矯正専門の整骨院に行き

猫背矯正を受けるが、痛みが強くなり中止してもらった。

 

その次に当院に来院

 

<私の見解>

ストレートネックと猫背が原因となって

手に向かう神経を圧迫している。

一番の問題は、

体の胸の部分を中心に筋膜がガチガチに固まっている。

それが原因で普通の背骨矯正には反応しなくなっている。

という見立てです。

だから普通の猫背矯正で痛みが強まったのです。

私は常に、来院された方の安全を最優先に考えています。

整形外科で修行時代を過ごした経験も、それを考えてのものです。

 

ストレートネックと猫背の組み合わせは多いのですが、

色々なタイプがあります。

最近の若い方に多い

悪い姿勢プラス筋力不足のケースであれば、

あまり問題はありません。

 

しかし

この症例の方は

筋肉質の男性で

自律神経の緊張が原因で筋膜が固まっている状態です。

このタイプには注意が必要です。

強い力をかけたり

ボキボキさせる矯正は逆効果です。

さらに

ゆるめる順番も大事です。

体の奥からゆるめて

肋骨に囲まれた胸の部分がゆるんで初めて

背骨のゆがみが戻る準備が整うのです。

 

この方にも

自律神経の緊張が強すぎる状態

筋膜の緊張

背骨のゆがみが固定されている

痛みとしびれが長引いている

 

と説明を行いました。

 

 

<初回の施術>

痛みの出ない安全な姿勢をとってもらい

全体的に筋膜をゆるめる施術を行う。

姿勢との関係で痛みの出る仕組みを説明。

「真っすぐに立つ」ことが最終目標であること。

そのためには

1.身体の奥からゆるめること

2.運動療法も必要であること

を説明して終了

次回は、1週間後の施術予約

 

2回目の施術>

泊りの出張前に来院してもらう

今回も初回に引き続き

お腹の奥からゆるめる事が中心。

お腹の奥

胸部(横隔膜)

首・肩の筋膜

順番にゆるめていく

 

 

3回目の施術>

前回から1週間後の施術。

数日泊りの出張にも行ってきた。

「痛みがまた強まっている」との事。

長時間の会議で、

座ってプロジェクターを見ていると痛みが強まったとの話。

 

痛みはまた強くなってはいるが、

数日間泊りの出張があったにしては順調と伝える。

 

 

4回目の施術>

前回から4日後の施術。

痛みは減ってきている。

この日の施術は、

さらにお腹の奥の横隔膜をゆるめていく。

 

5回目の施術>

前回から6日後の施術

痛みはかなり弱くなっているとの事。

少し長く車を運転すると痛みがでる。

運転時の姿勢も指導。

骨が支えやすい姿勢が大切。

 

6回目の施術>

前回から2週間後の施術。

順調に回復して、仕事も忙しいとの事。

少し指のしびれは残るが、

運動療法を自力でがんばるとの事で施術はここまで。

 

残ったしびれは

弱くなって、違和感になり、最後にはなくなります。

とお伝えして終了。 

筋膜整体 ゆうしん舎